陽光のマルタをめぐる8日間　P.5

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
陽光のマルタをめぐる　8日間
　　　　　　　　　　　　　　　　　

2020年2月21日～28日
ユーラシア旅行社（添乗員：水谷桃子さん）に参加して

マルタ共和国　国旗

PART 5

マルタ島　　ポパイ村
サンジュリアン・インターコンチネンタルホテル

マルタ共和国は日本ではあまり知られてはいませんが、イタリア・シチリア島の南93 kmほどの地中海の中央にある小さな島国です。マルタ島は、マルタ共和国を構成する島で、同国で最大の島です。
良好な治安、美しい海、世界遺産の城塞都市、超古代遺跡、地中海の海の幸など、魅力満載です。
東京とほぼ同緯度にありながら、地中海性の温暖な気候で、冬は温暖で雨が多く、夏は暑く乾いている。マルタ島にはこの二つの季節しかありません。
マルタは猫が非常に多く生息しており、その数は人口の倍近くの70万匹以上といわれていて、猫好きの島とも呼ばれる。またマルタはマルチーズ犬の原産地でもあるようですが街中ではあまり見かけませんでした。

マルタの歴史は古く、新石器時代の紀元前5000年頃にシチリアから渡来し島南部の洞窟に居住していた痕跡が残されています。
紀元前3600年ころとされる地下神殿ハイポジュームや数々の巨石神殿が残されています。
紀元後にフェニキア人がこの地を支配するようになりマルタの先史時代が終焉を迎え、その後はローマやアラブ、ビザンチン、ノルマン等の周辺国からの侵略を繰り返し受けることとなりました。
1530年に聖ヨハネ騎士団が支配することとなり、1708年にフランス軍のナポレオンが占領するまで騎士団による統治が続きました。
その後英国領を経て1964年に独立し今ではヨーロッパ屈指のリゾート地となっています。年間180万人もの観光客の訪れる観光立国です。

マルタ島の北部にあるアンカーベイという場所には、夢の国のような絶景が広がっています。
エメラルドグリーンからマリーンブルー・・・鮮やかな色の海に、カラフルな可愛い家々！1980年に公開されたロビン・ウィリアム主演映画『ポパイ』の映画セットがアミューズメントパークとして残ったのが、このポパイ村です。
今回は丘の上から眺めただけでした。

　サンジュリアン

街の入口にはサンジュリアンの街のシンボル「片目の猫の像」が建っていました。マルタは猫の島としても有名です。
サンジュリアンは、スリーマと並ぶ繁華街で、ホテルやレストランが立ち並び、バレッタ観光の拠点の街です。
マルタの5ツ星ホテルと呼ばれるホテルはほとんどこの地区にあります。
地中海に面して長い海岸線を持つサンジュリアンは、美しい水辺の雰囲気を楽しめます。
特に繁華街に囲まれたスピノーラ湾は、日中は船が浮かぶ賑やかさ、夜は静けさと光のコントラストという全く違った雰囲気を見せてくれていますが、湾の入口には監視塔があり、海上に向けては大きな大砲が置かれています。

インターコンチネンタルホテル

今回の旅行で利用したホテルはサンジュリアン地区のインターコンチネンタルホテル。
９階と１５階屋上の２か所にプールがありました。
特に１５階屋上のプールはプールサイドが流れ落ちる構造になっていて、まるで海に向かって泳いで行く感覚になります。
部屋は広く快適、朝食、昼食、夕食と何回も食事をしたレストランの食事も美味しく充実した滞在を満喫出来ました。

　

PART ６　へと続きます。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　

PART 1：
成田からマルタへ  ブルーグロットー　ヴァレッタ市内観光

PART ２：
ハジャーイム神殿  イムナイドラ神殿  ハイポジウム神殿・タルシーン神殿　ハーバークルーズ

 PART ３：
イムディーナ/大聖堂  ラバト/ドムスロマーナ聖アガの地下墓地  マルサシュロック  スリーシティーズ/セングレア監視塔　ヴィットオーザ  日本海軍慰霊碑

PART ４：
ゴゾ島/ アズールウィンドゥ跡地
　ジュガンティーヤ神殿　チタデル　ゴゾ大聖堂

 PART ５：
マルタ島　　ポパイ村
サンジュリアン・インターコンチネンタルホテル

PART 6：
カーニバル   帰路

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