ポルトガル 8日間
(阪急 トラピックス)に参加して

2009年12月8日〜15日

PART 1 日程1日目〜4日目まで











12月8日(火)
ユーラシア大陸の西の果て、ポルトガルへの旅行のスタートは成田空港8日13時20分発予定のルフトハンザドイツ航空から。
日本からポルトガルへの直行便は無く、この旅行ではミュンヘンで乗り継ぎ。
まだ新しいエアバスA−340−600型機は客室中央部の階下にトイレがある始めて乗るタイプの機体。
定刻より少し遅れて成田を離陸して約12時間の空の旅。
水平飛行に入ると飲み物のサービス。ドイツの航空会社だけあってビールはすべてドイツ産の瓶入り。
あっさりとした口当たりで飲みやすい。
この機体には座席前に個人モニターがあるがコントローラーは無くタッチパネルで画面でビデオプログラムを選択しての映画とテレビドラマのみで、ゲームは出来ない。
2回の食事の間は映画、音楽、いねむり・・・と、退屈な時間に耐えなければならない。
ミュンヘンの到着は予定より早く、17時ちょうど。(時差9時間)
入国手続きも簡単。ターミナルを移動してリスボン行きの搭乗口近くへ。
このターミナルはルフトハンザの専用みたいで、各搭乗口付近には無料のコーヒーサーバーがあって、好きなコーヒー、ホットチョコ、紅茶などが自由に飲める。
このサービスは是非とも世界中に広まって欲しいと思う。
ミュンヘン発リスボン行きのLH4544便は予定よりやや遅れて20時ちょうどに離陸してリスボンの到着は21時45分(時差1時間)
荷物が出るまで20分以上も待たされた。これがポルトガルスタイルということらしい。
ホテルの到着は23時近くになっていた。




12月9日(水)
朝起きて外を見ると雨が降っている。
ポルトガルでは今が雨の多い時期とは覚悟して来たが、やっぱり雨が降っているとちょっと憂鬱。
ラッキーなことに朝食を終えて外に出たら雨は殆んど上がっていた。
ホテルの出発は8時10分。
高速道路を北へと向う。途中のサービスエリアで小休憩をして、最初の訪問地トマールへの到着は10時20分。
トマールではキリスト修道院を見学。この修道院はテンプル騎士団によって建てられたマヌエル様式の最高傑作といわれている。
1時間以上もかけて丁寧に見学して後、ナバオン川沿いのレストラン・ベラヴィスタでバカリャウ(干しタラ)を使った煮込み料理の昼食を摂って13時20分、次の訪問地のコインブラへ。






 コインブラの到着は15時20分。
ここコインブラでの最大の観光はコインブラ大学の見学。
コインブラ大学はポルトガル最古の大学で、街を一望にする高台にある。
新校舎群の間の坂道を上り詰めたところにある旧校舎への入り口・鉄の門から構内に入り、時計塔、旧図書館、グランドホール、礼拝堂等、キャンパス内を自由に散策。若い学生達の中では我々年配者は異色の存在。
キャンパスを出て石畳の歩きにくい坂道を下って旧カテドラルを見学して後、街への入り口となっているサンタクララ橋を眺めながらのティータイム。
クリスマスのイルミネーションが点き始めた17時15分にコインブラを後にして今日の宿泊地のポルトへ。
ポルトの世界遺産に登録された歴史地区のレストランで、ビーフとジャガイモの煮込み料理の夕食後ホテルにチェックイン。
ホテルの到着は20時15分。






 12月10日(木)
8時50分にホテルを出てドウロ川を見下ろす歴史地区の高台にあるカテドラルまで上がって景観を楽しんだ後にカテドラル内部を見学。
見学後地下鉄が最上部を走るドンルイス1世橋の最下部の車道を通ってポートワインの製造工場(貯蔵庫)の見学と試飲。
その後再び橋を渡って歴史地区に戻ってサンフランシスコ教会へ。
サンフランシスコ教会は外観は灰色の派手さは感じられないがその内部は金色に輝く細かな細工に圧倒される。
見学後は徒歩で歴史地区のレストランでタコのリゾット(アロースデポルボ)の昼食。
タコの入ったぞうすいといった感じで食べやすかった。
12時40分にバスでブラガへ。
13時30分にブラガに到着。ここでも街の中心のカテドラルの見学。
このカテドラルはポルトガル最古の大聖堂。旧司教の館、ペリカンの噴水等を見たりとちょっぴり散策の後ティータイム。
14時30分にブラがを後にしてギマランイスへ。






 30分ほどでギマランイスに到着し、すぐにギマランイス城へ。
7つの塔屋を繋げる石組みの上部が回廊のようになっていてほぼ一回りできる。隣接するブラガンサ公爵館の何本ものレンガ造りの煙突を持つ広大な造りに驚かされる。その手前には小さく質素な教会が見られる。
旧市街を徒歩で見学した後ティータイム。17時20分にギマランイスを後にしてポルトへと戻ってカルドヴェルデの夕食。
ホテルへの帰着は19時40分。







 
 12月11日(金)
朝食前にホテルのすぐ近くの市場を見学して、8時ちょうどにホテルを出てファティマへ。
ファティマの奇跡のお告げにより1953年に建てられた教会で、30万人もの人を収容できる広大な広場に面して高さ65mの塔が中央に聳える堂々とした教会で、ローマのバチカンを連想させる。
内部はすっきりとしたデザインで機能的な感じがする。ファティマの奇跡の3人の遺体が祭壇の両サイドに安置されている。
出現の礼拝堂、博物館、新しく建てられた教会等を見て近くにある修道院を改装した信者のための宿泊施設の食堂で豚肉とあさりの炒め物の昼食。
13時35分にバターリャへ。






 30分ほどでバターリャに到着。広い敷地の中に勝利のサンタマリア修道院は建てられている。
1388年から100年の年月をかけて建てられたが礼拝堂の上部のアーチとなるべき部分の柱が途中までで屋根がなく、その下に安置された棺は雨ざらし。
このために未完の礼拝堂と呼ばれている。
1時間半ほどかけて修道院を見て15時20分にアルコバサへ。






アルコバサまでは25分ほど。
アルコバサでも修道院を見学。こちらの修道院はサンタマリア修道院。
風格のある大きな修道院で、内部にはペドロ1世とイネスの石棺が両サイドに安置されている。
王の間、沈黙の回廊等を見て、参道のお店のクリスマスデコレーションのウインドーショッピング。
17時30分にアルコバサを後にして今日の宿泊地ナザレへ。
大西洋に面した幅広のビーチを持つナザレの到着は17時45分。ホテルにチェックインして徒歩で浜辺のレストランに向かいいわしの塩焼きの夕食。



 






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ポルトガル旅行で出会った食べ物

ポルトガル旅行で出会った花

ポルトガル旅行で出会った乗り物








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