バルト3国の旅
 
バルト三国古都巡りとクルシュー砂州 8日間
4月4日―11日
(ユーラシア旅行社・添乗員佐々木圭子さん)に参加して・・











ラトビア




バルト3国へ

4月4日(月)
日本からバルト三国までの直行便はないので、今回の旅行ではフィンランド航空(FINNAIR)でヘルシンキ乗り継ぎ。
強い向かい風が予想されるからと定刻11時出発の予定だったが30分早く搭乗して滑走路に向かったが、滑走路手前でストップしてしまった。
直前に到着したトルコ航空機のトラブル(パンク?)で滑走路が閉鎖。結局20分ほど待たされてほぼ定刻の離陸。
真っ白なロシア上空から北極海上の氷の海、フィンランド近くでは流氷も見られた。
ヘルシンキの到着は15時45分。空港の辺りは雪景色が広がっていた。
リトアニアの首都・ビリニュス行きの出発の予定は16時15分。わずか30分しかない・・・急ぎ足で入国審査へと向かう。
搭乗予定の便が待っていてくれて、ヘルシンキを離陸したのは16時50分。機内サービスで夕食(軽食)があるはずだったのが出なくて17時55分にビリニュスに到着。
気温は10度近くあって予想していたよりは暖かく感じた。
空港内でリトアニアの通貨・リタへ両替してホテルへ。







ビリニュス


 4月5日(火)
9時にホテルを出てビリニュスの市内観光へ。どんよりと曇っていて寒い。
最初に訪ねたのは杉原千畝を記念して作られた桜の庭園と杉原千畝のモニュメント。
次に訪ねたのは外観はシンプルだけど独特の内装で飾られた「聖ペテロとパウロの教会」。
独特と云われるその内装は殆んど「色」を使わず、壁面や柱楼を白い漆喰で2000体以上もの彫刻群が飾る様は他に類を見ない。
バスに戻って「ゲディミナス城」へ。
ゲディミナス城へはかわいらしいケーブルカーに乗って上の城へと上る。ここからはビリニュスの街を一望に出来る。
再びケーブルカーで下に降りて「大聖堂」へ。
ちょうどミサが行われていて、残念ながら中に入ることは出来ず外観のみの観光。
「大聖堂」の前から徒歩で大学通りと呼ばれる石畳の道を進み「ビリニュス大学」と「大統領官邸」さらに「琥珀美術館」を見て「聖アンナ教会」へ。1501年建立の「聖アンナ教会」は前面が33種類ものレンガで装飾された美しい教会。その後旧市街の昼食レストランへ。
地元でも有名なレストランらしく超満員。
この日の昼食はスープ・名物料理のキビナイ(リトアニア風パイ)・カサゴの揚げ物がメインのプレート料理・ケーキ・コーヒー。
昼食後はバスで1時間半ほどの「トラカイ城」へ。






トラカイ城



 ビリニュスの市内観光後は市内のレストランで昼食を摂りその後バスで1時間半ほどの「トラカイ城」へ。
トラカイ城は池の中の島全体を要塞としたレンガ造りの立派な建物。
池の水はまだ凍っていたがちょうど青空が広がって、氷の白と青空の中に佇むレンガ造りの建物は絵葉書のような景色。
トラカイ城をゆっくりと見学してリトアニア第2の都市・カウナスへ。






カウナス



トラカイ城の見学の後はリトアニア第2の都市・カウナスへ。
カウナスでは第2次大戦中にユダヤ人難民に対して外務省の指示に反して人道的な見地から日本通過のVISAを発給し続けた杉原千畝の業績を記念した「杉原千畝記念館(旧日本領事館)」を見学。その後旧市街でバスを降りて、「ヴィタヴィスタス教会」やヴィエニベス広場、カウナス城等を徒歩で見て回って「大聖堂」も入場して見学し、バスで18時45分に今日の宿・ベストウエスタン・サンタコスにチェッックイン。
夕食はホテル内のレストランでコウドゥナイ(リトアニア風の餃子)がメインの夕食。








クルシュー砂州(ニダ)


4月6日(水)
7時45分にホテルを出てリトアニア第3の都市・クライペダへと向かう。
クライペダへは10時50分に到着。小雨が降っている。
クライペダの港からバスごとフェリーに乗って対岸のクルシュー砂州のカニングラード港へ約10分の航海。
南北方向の長さが92kmというクルシュー砂州。本土とは繋がっているので岬だがまるで細長い島のよう。
カリーニングラードから松の木林の中を南下して鵜が多数生息している地点で下車して夥しい数の鵜の巣を見上げてさらに南下し、ニダの街外れのレストランで昼食。
昼食後雨の中をトーマスマンの夏の別荘だった「トーマスマン博物館」を見学。
その後パルニッジ砂丘(標高68m)を見渡せる展望台に登るが雨・風ともに強くて、遠くに見えるはずのロシア国境どころかすぐ近くの砂山を見ただけで早々に退散した。再びカリーニングラード港に戻る途中でニダの漁師の街を一回りして、魔女の丘の彫刻群等を見てフェリーでクライペダへ戻ってホテルへチェックイン。








クライペダ



4月7日(木)
小雨の降る中を午前中は徒歩でクライペダの旧市街の観光。
スタートはヒトラーがバルコニーからソ連からの奪回の演説を行ったドラマ劇場のある劇場広場から。
今はアートコミュニティとなっている木造の倉庫群、イースターエッグが飾られた古い町並みの通り等を見て回って函館の五稜郭をイメージさせるかつては要塞だった聖ジョージの丘を見てネオゴシック建築のクライペダで最も古い郵便局に入って現在でも使われているその見事な内装を見学。
ライムツリーの並木道を通って昼食のレストランへ。









シャウレイ(十字架の丘)


昼食後はシャウレイへ。
シャウレイでの観光は市街地ではなく街外れに突然現れる十字架の丘。
小高い丘を埋め尽くすように建てられた大小の十字架はロシア占領に対しての抵抗によって命を落としたりシベリアに連れて行かれた人達を悼むために建てられたのが始まりと言われていますが、リトアニアの信仰と自由の心の象徴として今でも建てられ続けられています。
十字架の丘の見学後はラトビアとの国境を越えてラトビアの首都のリガへ。











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