ユーラシア旅行社(添乗員:竹本紋子さん)に参加して...  2011年9月2日―10日













(Part 1)




シルクロードの要塞

9月2日(金)
今回のウズベキスタン旅行はウズベキスタン航空の直行便ではなくソウル経由のアシアナ航空。
参加者10名とツアーコンダクターの竹本さん総数11名のこじんまりとしたグループ。12時30分に成田空港を発ってソウルの仁川国際空港は14時30分の到着。
機内サービスでは昼食にカツ丼が出たが肉が硬くあまり美味しくなかった。
仁川17時30分発のアシアナ航空573便で目的地のウズベキスタンの首都タシケントへ。
7時間半ほどの飛行の間に温かい食事が1度、到着前にサンドイッチが出て現地時間21時15分(時差−5時間)にタシケントに到着。
空港では他に到着した飛行機が見当たらないものの荷物が出るまで30分以上も待たされた。これがウズベク流?
空港内の両替所で現地通貨に両替。20US$=35000スムと急にお金持ちになったよう。
22時30分にガイドのトルキンさんに迎えられて首都タシケントの中心部にあるホテル・ウズベキスタンへ。ホテルへの到着は23時10分。長い一日でした。










 9月3日(土)
朝7時発の便に乗らなければならないので、4時半に朝食を摂り、まだ真っ暗な中を空港に向かう。
ウズベキスタン航空HY1051便はタシケントを7時10分頃に離陸して1時間と少しのフライトでヒワへの入り口となっているウルゲンチ空港に到着。
貨物室に預けたスーツケースはトラックで運ばれて空港出口で手渡し。
その後バスでヒワ城内へと向かうはずだったが何かの手違いかバスはいない!!
他の観光客がいなくなった空港前の広場で待ちぼうけ。
ヒワ城内のシャヒリザーダホテルの到着は9時50分。









ヒワ城内のシャヒリザーダホテルへのチェックインをして、部屋で着替えを済ませて世界遺産登録のヒワ内城の観光へ。
徒歩にて先ほど通ってきた城壁の南門から一旦外へ出る。日中の気温は30度以上?。
二重の城壁に囲まれたヒワ内城(イチャン・カラ)。シャヒリザーダホテルのある二重の城壁の内側は中世のオアシス都市がそっくり保存されて世界遺産に登録されたタイムスリップしたような地域。
城壁に沿って西門まで行き再び内城へ入城。
ムハンマド・アミン・ハーン・メドレセとカリタ・ミナル(未完のミナレット)を見てすぐ近くの「アルカンチ」ホテルのレストランでプロフ(ピラフ)がメインの昼食。生野菜や果物がたくさん。
食後は17世紀頃の王の宮殿(クフナ・アルク)を見学。一番奧の宮殿の上アク・シェイフ・ババの高台(見張り台?)からヒワの街並みを一望に。
ムハンマド・ラヒム・ハン・メドレセ、パツラワン・マフムド廟、イスラム・ホジャ・メドレセ(ヒワで一番高いミナレット・45m)、ジュマ・モスク(ドームを持たないモスク)、タシュ・ハウリ(4人の正妻、37人の側室が住んでいたと言われるハーレム)等を見て回ってバザールでフリータイム。
その後アラクリ・ハン・メドレセの中庭で民族舞踊を観てからトザ・ヴォグ宮殿(夏の宮殿)での夕食。
中世そのままといった感じの電話も無い土壁のホテルでの静かな一夜はぐっすり。




への移動



 9月4日(日)
目が覚めると屋根の上に上って朝日を見てから朝食。その後出発までの時間を利用してイチャン・カラを再び観光。
残念ながらまだミナレットには昇れなかった。
その後は一日かけてギジルクム砂漠の荒涼とした景色の中をブハラを目指してのドライブ。
今新しく道路を作っている真っ最中であと数年たてば快適なドライブが楽しめそう。
途中のチャイハネで牛肉の串焼きとナン、スープの昼食。ここ以外には食事の摂れそうな所は見当たらず、結構混んでいた。
砂漠といっても殆んど植物の生えていないサハラ砂漠のような風景とは異なって、サフサオール(ラクダ草)やヤンタックと呼ばれる草、所々にはピンク色の花も見られる。
夕方になってやっとホテル、ブハラパレスに到着。
夕食はホテルのすぐ隣りのマルチェルさんのチャイハネで。










 9月5日(月)
終日ブハラの市内観光
最初に訪ねたのはイスマイル・サマニ廟。9世紀の初期のイスラムの建築様式を残している。
ここからは徒歩での観光。チャシマ・アイユーブ(預言者ヨブの泉)を通って。池に面して建てられた開放的な感じのボロハウズ・モスクへ。
ボロハウズ・モスクの内部を見学して池をぐるっと回って広い道を横断すると高い城壁の上に構築された歴代の王の居城のアルクへ。
城門を入って坂道を登っていく広い敷地に種々の建物が建てられれいる様子は日本の城郭と同じ。
あたかも天守閣のような建物からはブハラの市内を一望にできる。
その後ウズベキスタンで2番目に大きなモスクのカラーン・モスク。ブハラで最も高いミナレットを有している。
その向かい側のミル・アラブ・メドレセは現在も神学校として使われていて内部の見学は出来ない。
さらに豪商だったファズヤ・ホジャフの館が博物館として公開されているのを見学。(今でも子孫が住んでいます)
一旦ホテルに戻ってホテル内のチャイハナで昼食を摂り部屋に戻ってお昼休みタイム。
16時に再度ホテルを出て4本の塔を持つチャル・ミナルに入り屋根の上の塔を間近に見てナディール・ディバンベギ・メドレセ、ラビ・ハウズ、タキ、サラフォン、マゴキ・アットーソ・モスク等を見て回りタキ・テルパック・フルシャーン、タキ・ザルガラーンで名物のコウノトリの形をしたはさみ屋さんでお買い物。
最後はDORONというレストランの屋上でモスクやミナレットが真っ赤な夕日に沈み行く景色を楽しみながらのディナー。












 9月6日(火)
中央アジアシルクロードを列車でサマルカンドへ向かうために早めに朝食を摂り7時20分にホテルを出てカガン(ブハラ)駅へ。
ウズベキスタンの鉄道は20両以上もの長い編成なのに改札口は1箇所だけでセキュリティも厳しくものすごい混雑。
我々の列車はタシケント行きの「Sharq・9号」。牽引するのはディーゼル機関車。8時05分にカガン駅を出て、殆んど人の姿を見ることのない荒涼とした中を3時間弱でサマルカンド駅に到着。
サマルカンド駅はまだ新しい感じで大きく美術館かのよう。








1日目




青の都・サマルカンド駅に到着後は市内観光へ。
ブハラから空車で回送されたバスがまだ着いていないので代わりのバスでティムール一族の眠るグル・アミール廟を見学。大きく立派な廟で黄金に輝く内装は華やか。中に入ると涼しくゆっくりと観光。
レストランに移動して昼食。昼食後の最初の観光はウルグベク天文台跡。その後アフラジャブ博物館を見学しさらにアフラジャブの丘に登り紀元前から人々が住んでいた丘陵を見渡してしばし古代に想いをはせる。
アフラジャブの丘を下ってティムール一族にゆかりの人々の霊廟が建ち並ぶシャーヒ・ジンダ廟群へ。たくさんの廟は外観も内装もせべてが異なっている。
ホテル「アフラジャブ」にチェックインして再度外へ出て劇場で歴史民族舞踊を鑑賞。さまざまな民族衣装や結婚式の様子が見られて楽しかったです。
ホテルに戻って夕食。


以降は(Part 2)へと続きます






ウズベキスタン Part 1 のページへ

ウズベキスタン Part 2 のページへ

花と植物 のページへ

食事・市場 のページへ

人と生き物 のページへ








_△_ 



陽光のマルタをめぐる8日間

   まるごとベトナム大縦断6日間   ブルネイ王国   ミャンマー   ルーマニア・ブルガリア
南インド   ラオス   ポーランド大周遊   春色に染まるオランダ・ベルギードイツ
   芸術薫る美しきロシア   トルコ   フランススペシャル ヨーロッパ最後の秘境・アルバニア
流砂の道 西域南道とタクラマカン砂漠縦断   ドバイ&アブダビ    プラハとチェコの小さな町チェスキークルムロフ
シルクロード ウルムチ・トルファン   世界遺産登録・小笠原   ウズベキスタン  バルト3国   ギリシャ
中国 東北部 カムチャッカ
 イギリス浪漫紀行 ポルトガル   桂林・漓江下りと龍勝棚田  
クロアチア・スロベニア・ボスニア・モンテネグロ   2回目のエジプト・アブシンベル朝日の奇跡
  メープル街道 秋彩   チュニジア   ベネズエラ、コロンビア   イスラエル スペイン  
ドロミテ・チロル・ベルニナ感動紀行   モロッコハイライト  
ヴィクトリアの滝と南アフリカ
ボロブドゥール遺跡とバリ島   最後の秘境 世界遺産 武陵源
  ペラヘラ祭とスリランカ  ヨルダン・シリア・レバノン
南米・イグアスの滝と悠久のアンデス・メキシコ カナダ イタリア キリマンジャロ登山  黄山 

エベレストを仰ぐ、ヒマラヤトレッキング  エジプト  九寨溝  スイス  ニュージーランド  アンコールワット

My Home