ボロブドゥール遺跡とバリ島





2006年12月7日〜11日にかけてバリ島、ジャワ島を旅行した記録です







12月7日
成田空港15時55分出発予定のJAL729便は大幅に出発が遅れて離陸したのは19時20分。
インドネシアのバリ島・デンパサール空港への到着は日付が変わって8日の0時25分
2時間の時差があるので実際の飛行時間は7時間ほどだが、退屈な待ち時間があったので疲れた。入国手続きを済ませて空港からほど近いクタビーチ南端のRISATA BALI RESORTにチェックイン シャワーを浴びてベッドに入ったのは2時。

 12月8日
今日は一日バリ島の島内観光。
朝食を済ませてウブドへ向かう。
途中のマス村にて木彫りの工房に寄り、仏像を器用に彫り出す様子を見てから民族楽器のガムランを体験。
その後、ゴアガジャの仏教寺院を見学。
再びバスに乗りウブドのライステラスを見下ろすレストランでインドネシア料理のビュッフェスタイルの昼食。
はるか下に見える河では真っ赤なゴムボートで川下りをしていた。
昼食後はバリアートのネカ美術館を見学して、モンキーフォレストへ。
お猿さんと遊んで、モンキーフォレスト通りを散策後クタ市街に戻ってきた。
名産のコーヒー店に立ち寄り、中華風のレストランで夕食を摂ってからホテルに戻った。

12月9日
ジャワ島への飛行機の時間が13時10分なので午前中はのんびり・・・
遅めの朝食を済ませてクタビーチを北の方角へ向けて散策。以前来た記憶に残る賑やかなビーチとはまったく違って、人影もまばらで寂しい感じがする。
津波、テロ、地震・・・と続き、観光客が激減している。
一旦ホテルに戻り、ジョギングウェアーに着替えて再びビーチへ出て砂浜を走って一汗かいてシャワーですっきり。
12時にホテルを後にして空港へ向かう。
13時10分発のGA−253便にてジャワ島のジョグジャカルタへ。
1時間あまりの飛行だが、1時間の時差があるので13時20分にジョグジャカルタに到着。
空港を出てすぐにプランバナンへ。
プランバナン寺院の公園内のレストランでジャワカレーの昼食。
食事を終えて、さあ観光と思った矢先に急に黒い雲に覆われて強い雨が降ってきた。
例年ではとっくに雨の季節に入っているのだが、今年は昨日までは雨が降らず今日から雨期に突入ということらしい。
雨が上がるのを待ってから寺院の観光に出発。
ジャワ島中部地震によって石組みの塔の一部が崩れ落ちて、その復旧工事中ということで塔の内部はおろか、近づくことも出来なかった。
旅行のパンフレットにはそんなこと書いてないよ!と思ったが、後の祭り・・・
少し離れたところから見ただけでここでの観光はおしまい。
市内へ戻って車窓から注意して見ていると、無残に崩れた家や青いシートで覆われた家、そして工事中の家・・・等、地震の被害が大きかったことが伺える。
市内で夕食を済ませてさらに南下して、ボロブドゥール遺跡の敷地内にあるホテル「MANOHARA HOTEL」にチェックイン。
遺跡内ということもあってか、ショップや娯楽はまったくなく、明日の朝が早いこともあって、夕食後早々にベッドに入る。

 12月10日(日)
4時30分にモーニングコールで起こされる。
すぐに支度をしてロビーに集合。
雨こそ降ってはいないが星はまったく見えず、不安な気持ちになるが、懐中電灯が配られ、バスに乗り込む。
5分も走らないで早朝の日の出を観賞するための入り口ゲートに到着。
懐中電灯は殆んど使うことなく、ボロブドゥール遺跡を一望できる場所に到着。
エジプトのピラミッドを上から押しつぶしたような形の巨大な石組みの遺跡が白み始めた空の中に浮かびあがってきた。
石段を一気に最上部のテラスまで登って日の出を待つ。
東の方角の空がやや赤みを帯びているが、一面灰色の雲が広がっている。
日の出の時間になっても一向に太陽の姿は見えず、あきらめて最上部のテラスから遺跡の観光へと移る。
壁面を埋め尽くすように彫られた精巧な彫刻を丹念に見て、一般の観光客が登ってくるのと入れ違いにホテルに戻って、ボロブドゥール遺跡を見上げながら、遅めの朝食。
市内へ戻る途中で何件かのお店に立ち寄り昼食を済ませて空港へ。
ジャワ島からデンパサール、そして・・・

 14時00分発のGA-252便に搭乗予定でチェックインして、待合室に入るも搭乗ゲートには何の表示もなし。
不安な気持ちでいると、数時間遅れるとの放送があった。
正確な情報が無い中、他の便へ乗る人達だけが次々と入れ替わるが時間だけが流れて、やがて軽食と水が配られた。
結局、ジョグジャカルタの空港を離陸したのは21時近かった。
何と7時間の遅れ。
デンパサールでケチャックダンスを楽しみしていたがそれどころか、デンパサール空港を23時55分に出発予定のJL-720便に乗らなければならず、到着と同時に空港係員に誘導してもらいJALのチェックインカウンターまで小走りに辿り着いたのは23時30分。
ガルーダ航空からJALへは連絡しておいてもらったので何とか搭乗できたが、冷や汗ものだった。
成田の出発が3時間半遅れてスタートした今回の旅行、ジョグジャカルタでは7時間も待たされるという、災難続きの旅行になってしまった。




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