春色に染まるオランダ・ベルギードイツ8日間         

2016年 10月 13日 ~ 20日
H.I.S. Impresso(添乗員・伊藤 しず さん)に参加して





 


















日程 7日目 10月19日

ポーランドの首都ワルシャワのワルシャワ歴史地区の観光。
ヴィスワ川中流のマゾフシェ地方に位置し、中央ヨーロッパの経済と交通の要衝となっているワルシャワは、第2次世界大戦中にナチス・ドイツの侵攻により、街は空爆にあいます。1944年にワルシャワ蜂起の際には20万人のポーランド人が犠牲となり、さらに激烈となった爆撃により、街の8割が灰塵に帰してしまいました。1596年にポーランド南部のクラクフより遷都されて以来、1795年にプロイセン王国に組み込まれたり、第二次世界大戦末期にドイツ軍の空爆により街が灰燼に帰すなど受難の歴史があります。第二次世界大戦終了後、焼け残った図面や写真、18世紀後半に描かれた風景画などを元に、復興のシンボルとして旧市街広場を囲む様に忠実に「北のパリ」とも呼ばれた街並みが復元されました。
1980年には、旧市街マーケットプレイス(市場広場)を中心として広がる中世の建造物や城壁、大聖堂がユネスコの世界遺産に登録されています。

旧王宮
ナチスドイツによって破壊された王宮はジグムンド3世時代のバロック様式で復元され、1988年に完成しました。
現在は博物館となっており、ナチス・ドイツの破壊を免れた美術品や調度品が展示され、当時の王族の絢爛豪華な生活の一端をうかがい知ることができます。歴代の22人の王の肖像画もあります。

旧王宮前広場
ワルシャワ歴史地区の中心となる広場にある人魚像にはヴィスワ川の漁師夫婦ワルスとサワが、網にかかった人魚を助けてやると、お金持ちになったという伝説があります。ワルシャワ市の紋章も人魚です。

バルバカン
馬蹄形をしたバルバカンは、16世紀中頃、旧市街を囲む市壁を強化するために建設されました。旧市街を囲む市壁に付随していてバロック様式の砦です。

洗礼者ヨハネ大聖堂(聖ヤン大聖堂)
14世紀に建てられた洗礼者ヨハネ大聖堂は、ワルシャワで最も古い教会で、レンガ造りのファザードが印象的な建物です。洗礼者ヨハネ大聖堂もワルシャワ歴史地区の他の建造物同様、第二次世界大戦中にナチス・ドイツ軍によって破壊されてしまいます。現在の建物は、大戦後再建されたもので、ネオ・ゴシック様式で再建されています。

聖十字架教会
ワルシャワの中心地にある「聖十字架教会」、正面入り口には十字架を背負ったキリスト像があります。
下のフロアーにはお墓があり上のフロアーにはポーランドの多くの著名人の墓碑銘と追悼文が飾られています。教会に入って左から2本目の柱にショパンの胸像のついたプレートが飾られています。
ポーランドが生んだ偉大な作曲家ショパン(1810~1849年)は39歳の若さで、フランスで亡くなりました。遺体はパリの墓地に埋葬されましたが、祖国をこよなく愛しながらも、ロシアなど列強の支配下にあった祖国への帰国は叶わず。せめて心臓だけは祖国に埋葬してほしいというのが、ショパンの生前からの願いでした。彼の最期を看取った姉は、決死の覚悟で“ショパンの心臓”をドレスの下に隠して国境を越えたとか。小さな壺に入れられ、コニャック(アルコール?)に漬けられた状態で、ワルシャワの聖十字架教会の柱の中で今も静かに眠っています。
ショパンにゆかりの教会というだけでなく、内部は白を基調とし、正面に金色に輝く大きな祭壇を備えたバロック様式の綺麗な教会です。

教会の近くには、ショパンがポーランドで最後に住んでいた家もあります。
そして何と、教会前の通りにはショパンの名曲が流れる「ショパンのベンチ」があります。
2010年、ショパン生誕200年を記念して、ワルシャワのショパンにゆかりのある地に「ショパンのベンチ」なるものが設置されました。座るのはちょっと気が引けますが、ワルシャワには全部で15か所あるとか?場所によって流れる曲も違うらしいです。

文化科学宮殿
ポーランド首都ワルシャワにあるスターリンから送られたという存在感のある独特な建物の形の建物です。
地元の人からすると、歴史的背景から好意的には受け入れられてないようです。旧ソビエトの権威を示すためのものであり、威厳があります。
夜のライトアップされた姿はとても美しいです。

市内にて『ゴロンカの』昼食後、空港へ。














 



 日程 7日目 10月19日

『ゴロンカ』の昼食後、空港へ。
ワルシャワ・ショパン空港15時20分発のLO79便にて帰国の途へ
機中泊 飛行時間:約10時間

10月20日
9時20分  成田空港に到着。


東欧の国の中で唯一日本との直行便が有るのがポーランドです。使われている機材は最新鋭のB-787で快適な飛行でした。






                                     
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PART 1:成田からポーランドへ クダンスク
PART 2:マルボルク トルン ポズナン
PART 3:ヴロツワフ シフィドニツァ
PART 4:オシフィエンチム ヴィエリチカ クラクフ
PART 5 :ワルシャワ 帰路



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