ラオスの旧正月ピーマイラオを楽しむ6日間p.3

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　

　　　　　　　　　　春色に染まるオランダ・ベルギードイツ８日間　　　　　　　

2017年 4月 13日～ 18日
新日本トラベル（添乗員・小俣裕美さん）に参加して

ルアンパバーンは欧米からの観光客に大変人気があり、ある調査では行きたい所のナンバーワンとも。
そんなルアンパバーンは街中だけでなく郊外にも楽しめる場所が点在しています。今回はその中から、メコン川をボートで下ってラオスの焼酎「ラオラーオ」造りで有名なサンハイ村とパクウー洞窟を訪ねるコースとクワンシーの滝とモン族の村を訪れるコースを体験しました。

日程４日目　4月16日
ルアンパバーンの街中をゆったりと流れるメコン川を長細いボートに乗りクルーズでの行き先はパクウー洞窟。
ルアンパバーンを出て1時間ほどで、途中のサンハイ村に立ち寄りました。
ここはラオス焼酎「ラオラーオ」造りで有名な村で、酒造りの見学や試飲をすることもできました。
焼酎ですが何となく日本酒にも似ている味で飲みやすかったです。
少し中に入った所にはこじんまりとした寺院がありました。

サンハイ村から更に1時間ほどメコン川を下って行くと左手に切り立った崖が見えて来ました。
対岸のレストランに上陸して昼食を摂っていると突然のスコールに見舞われましたが、食事が終わるころには晴れ間に戻っていました。再び川原に降りて対岸に渡り竹製の船着き場に上陸して石段を登った先にあるのがパクウー洞窟です。
船着場のすぐ上部に位置するのが岩の割れ目のような縦掘りのパクウー洞窟のメインになる洞窟のタムティンルムです。
メコン川沿いの岩山のこの洞窟には金色に輝く精巧なものから表情が殆んど消えてしまった石像まで4,000体もの仏像が安置されています。
狭い場所ですので大きな仏様は僅かで小さな仏像が所狭しと並んでいます。
訪れた人が供えるお線香の煙と薄暗い洞内・・・何となく神秘的です。
この洞窟から山肌を巻いて階段をひたすら上っていくと、もう一つの横穴状の洞窟、タムティントゥンに辿り着きます。崖の中腹をくり貫いて作られた洞窟で、タムティンルムとは違って高さ２ｍ奥行きは10m程で、壁に掘られた凹みに数体の仏像が納められているだけで入り口もしっかりと覆われていて、瞑想や修行をする部屋のような感じです。外部からの自然光のみなので天井や壁面の様子はよくわからなかったです。

船上からは変わり行く景色だけでなく、漁をする姿や家畜や人々の不断の様子が垣間見られてとても好かったです。

　日程５日目　4月17日

クアンシーの滝
ルアンパバーンの中心街から車で３０分のところにあります。
ここは、地域全体が公園になっていて、マイナスイオンが浴びれるスポットです。
最奥の木々の間の岸壁から落ちる美しいメインの滝から、段々と流れて行く小さな滝が続いています。
石灰を含んだ川の水は不思議な形の土地を形成し、（まるでトルコのパムッカレのよう！）私たちに自然の遊び場を提供してくれます。
下の滝は流れがゆるやかで、大勢の人が水に入って遊んだり、ピクニック気分で食事を持参して楽しんでる人達もいました。
園外、園内には食堂や露店などもいくつかあります。
公園のゲートから少し入った所にはツキノワグマの保護センターもありました。

クアンシーの滝の帰路にモン族の村に立ち寄りました。
モン族とは中国の雲貴高原、ベトナム、ラオス、タイの山岳地帯にすむ民族集団の総称で、モン族の「モン」は自称であり、モン語で「（自由な）人」・「我々」・「自由」といった意味があるとのことです。
小さな子供が民族衣装を着て手芸品を売っていました。

　

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
　　　PART ４　へと続きます。

PART 1：成田からラオスへ　ビエンチャン観光
PART 2：ルアンパバーン観光　托鉢見学
 PART 3：ルアンパバーン郊外観光
 PART 4：ピーマイラオ（水かけ祭り）

食べ物のページへ
花と植物のページへ

＿△＿