= レバノン編 =











4月22日(土)
ホテルを7時に出発して7時40分には国境に到着し出国手続き、緩衝地帯を通ってレバノンへ入国。
レバノンのガイドはハラさん。
遠くにはレバノン山脈の雪の残る山並みを見ながら、ベカー高原のブドウや小麦の畑の穀倉地帯を走りアンジャール遺跡へ。
アンジャール遺跡は今まで見てきた遺跡よりも新しく、イスラムのウマイヤ朝時代の都市遺構。
東西350m南北385mにわたって高さ4mの城壁で囲まれたこじんまりとした都市である。
門を入ると真っ直ぐに列柱の残るカルド通りが通っていて、両側には商店、その後ろは住居。
テトラピロン(四面門)の先には大宮殿の壁が残り、モスク、ハーレム、公共浴場の跡等を見てバールベックの遺跡を目指す。

頭上を掠めるように飛行する戦闘機、道路上に並んで停められた戦車・・・ちょっと憂鬱な気分に。

バールベックの近くの石切り場で重すぎて運び出せなかった?巨大な石を見て、バールベック遺跡への到着は10時20分。
遺跡への入り口は幅の広い石段。その上には倒れないのが不思議な高い4本の石柱が。
うち2本の柱はアスワン産の花崗岩とのこと。
石段を上ったところは前庭で、周囲の外壁はけっこう残っている。
その奥の大庭は土台の石組みの上に大きな石材が一面に散乱。
左手奥の方には、ひときわ太く高い柱が6本、青空に向かって聳え立って梁の石材を支えている。
ジュピター神殿である。かつては54本の柱で建てられていたという。
巨大な神殿は当時の人々に威圧的にその権力を示していたのだろう。
バッカス神殿は屋根は無くなっているものの外壁がほぼ完全に残っていて往時の姿を偲ばれる。
写真でも手前にいる人の大きさからもその大きさが想像できるが、こんなに大きな建造物をどうやって造ったのか?どのくらいの時間がかかったのか?上部の梁や外側の回廊の天井の石材に施された繊細な彫刻・・・どれひとつとっても大変な作業だったと思われる。
また屋根に降り注いだ雨水はライオンの口から流れ落ちるようになっていて、この時代の人達の技術力の高さもさることながら、日々の生活を楽しむほどの心の豊かな環境が伺える。
遺跡の見学を終えての昼食はこの遺跡から商店の間を歩いてすぐの、遺跡全体が見渡せるサン・パレス・レストランで、すっかり馴染みになったレバノン料理。
13時50分バールバックを出発、途中でレバノン杉を車窓よりカメラに収めて、15時50分ベイルート国立博物館に到着。
各遺跡から発掘された石棺や出土品等を見て、17時30分今日の宿、クラウンプラザホテルに到着。
この旅行最後の夜はちょっとグレードの高い部屋。
部屋は広くて、綺麗。部屋からの眺めも、ちょっともやっとしているけれど地中海まで見渡せて最高!
夕食は最上階のレストランで地中海に沈む夕陽を眺めながら・・・最後の晩餐!


4月23日(日)
ホテルの出発は10時と、ゆっくりだったので6時に起床。
ジョギングウェアーに着替えて地中海まで下って海を見ながら海辺の遊歩道を海風を受けての気持ちいいラン。
ホテルに戻ってシャワーで汗を流してからのんびりと朝食。
その後再び海岸の遊歩道を散策してからバスにのって市内観光へ。
最初に訪れたのは「鳩の岩」。
次いで「犬の河」。
ここにはこの地を訪れた、ナポレオン等各国の将軍たちが残した記念の碑が並んでいる。
その後、洞窟へ。
予想していたよりはるかに大きな洞窟で、入場券売り場よりロープウェイで上の洞窟の入り口に向かう。
洞窟内は写真禁止とのことで、カメラを預けさせられる。
中は広く天井も高い。
綺麗な鍾乳石が並ぶ様は圧巻だ。
30分ほどそれらの自然の造形を見ながら歩きやすい通路を奥へと進む。
洞窟の途中で通路は行き止まりとなり同じ道を入り口まで戻る。
洞窟を出たところから今度は遊園地の乗り物みたいなトロッコみたいなバスに乗って入場券売り場に戻り、昼食。
食後は下の洞窟へ。
下の洞窟は先ほど上から見下ろした洞窟内の河(地底湖?)をボートに乗って見学。
洞窟の観光を終えて再びベイルートに戻り、市街地を徒歩で観光。
レバノンは内戦で荒廃した中からの復興の真っ最中。
カフェでくつろぐ人々、風船を持った家族連れ、すれ違う人達の姿からはそんな苦しみは伝わってこない。
弾丸の痕の残る建物もあったが、殆んどが新しく近代的なビルに生まれ変わって明るい街並みが作られている。
途中で立ち寄ったチョコレート屋さんのチョコレートは値段も高いが、おいしかった。
観光ごバスに戻り、ベイルート国際空港よりレバノンを後にしてドバイ乗り継ぎで帰国の途に・・・・



☆ その後のイスラエル軍の攻撃で再び戦地となってしまったレバノン。
アンジャール、バールバックの遺跡は・・・・
明るい街並みに復興した、ベイルート・・・・あの街並みはどうなっているのだろうか?
一日も早く、自由に安心して生活できる、平和な世の中になって欲しいと心から願う。















ヨルダン・シリア・レバノン TOPへ

 ヨルダン編 シリア編  レバノン編 

ヨルダン番外編 シリア番外編  レバノン番外編

ヨルダン・シリア・レバノン 古代遺跡の旅 食事編

 




ベトナム最後の秘境 フーコック島


    陽光のマルタ島  まるごとベトナム大縦   ブルネイ王国   ミャンマー   ルーマニア・ブルガリア
南インド   ラオス   ポーランド大周遊   春色に染まるオランダ・ベルギードイツ
   芸術薫る美しきロシア   トルコ   フランススペシャル ヨーロッパ最後の秘境・アルバニア
流砂の道 西域南道とタクラマカン砂漠縦断   ドバイ&アブダビ    プラハとチェコの小さな町チェスキークルムロフ
シルクロード ウルムチ・トルファン   世界遺産登録・小笠原   ウズベキスタン  バルト3国   ギリシャ
中国 東北部 カムチャッカ
 イギリス浪漫紀行 ポルトガル   桂林・漓江下りと龍勝棚田  
クロアチア・スロベニア・ボスニア・モンテネグロ   2回目のエジプト・アブシンベル朝日の奇跡
  メープル街道 秋彩   チュニジア   ベネズエラ、コロンビア   イスラエル スペイン  
ドロミテ・チロル・ベルニナ感動紀行   モロッコハイライト  
ヴィクトリアの滝と南アフリカ
ボロブドゥール遺跡とバリ島   最後の秘境 世界遺産 武陵源
  ペラヘラ祭とスリランカ  ヨルダン・シリア・レバノン
南米・イグアスの滝と悠久のアンデス・メキシコ カナダ イタリア キリマンジャロ登山  黄山 

エベレストを仰ぐ、ヒマラヤトレッキング  エジプト  九寨溝  スイス  ニュージーランド  アンコールワット

My Home




_△_