春色に染まるオランダ・ベルギードイツ8日間         

2016年 4月 9日 ~ 16日
クラブツーリズム(添乗員・野村 和歌菜さん)





 











ドイツ・フランクフルトへ


4 日目 4月12日(火)
 グランビガール城での観光後、“フランダースの犬”の舞台アントワープへ
<所要:約1時間/約55㎞>

 ベルギー第2の都市、アントワープ。ノートルダム大聖堂の尖塔が印象的な街です。アントワープには、ダイヤモンドの取引所が4つあり、世界一 の取引量を誇ります。
 聖母マリア教会とも呼ばれる「アントワープ聖母大聖堂」。フランドル地方最大のゴシック建築で1351年に着工し、170年もかけ1521年に完成しました。この大聖堂は123メートルの高さを誇る街の顔でもあり、ランドマークです。
 明るく高い天井に吸い込まれていきそうな美しい内部は光を取り込む窓や見事なステンドグラスから燦々と日の光が入ってきて、壁や天井の白に反射して輝いて見えます。
まるで天使の通り路のような教会中央を貫く光の路。高い天井、大きなアーチと柱。教会ならではの厳かな雰囲気に溢れています。
 こ の大聖堂にあるルーベンスの絵画は、美術館に収蔵されてもおかしくない様な超大作の絵ばかりの4点。
『キリストの降架』(1614)『キリ スト昇架』(1610)『キリストの復活』(1612)『マリア被昇天』(1626)。
そうです「フランダースの犬」でネロとパトラッシュが最後に見た絵です。
 ネ ロが毎日のように訪れて眺めていた絵が、祭壇奥にある『マリア被昇天』。慈愛に満ちたマリア様の姿に幼きネロが、亡き母の姿を重ねたというこの絵は、天井 の丸天井にも。
 その他にも宗教芸術の傑作を多く所蔵する大聖堂。まるで美術館のようです。
説教壇やパイプオルガン、マリア像、祭壇・・・。フランダースの犬を抜きにしてもとっても見ごたえがあります。生々しく描かれたルーベンスの画の迫力を実際に見て、とても感動しました。静かな中でゆっくりと堪能しました。。

 大聖堂前の広場にはルーベンスの像も。



マルクト広場の周辺を散策後、キンデルダイクへ
<所要:約1時間45分/約90㎞>








ドイツ・フランクフルトへ

 4 日目 4月12日(火)
 アントワープ市内散策後、【世界遺産】キンデルダイクの風車群へ。
<所要:約1時間45分/約90㎞>

 オランダといえばチューリップ、ミッフィー、ゴッホ、フェルメール、チーズ等・・・色々と思い浮かびますが、なんと言っても一番有名なものは風車ですよね。
 その風車の数はオランダ全土で10000基以上もあったと言われています。また、オランダの風車は数の多さから外観にも力を入れていて、とてもお洒落で可愛らしい色合いの風車も見られます。
 オランダは海に接する国で、風が強く国土の2/3が低い海抜にあります。
オランダは英語でネザーランド、オランダ語でネーデルラント、これは低地の国という意味です。ちなみに、アムステルダムやロッテルダムの語尾につくダムは、堤防という意味です。
 風や暴風雨が来るたびに、海抜が低いオランダには内陸まで海水が流れ込んできました。そのため、海水を内陸に入れないためにも色々な策を講じてきました。水の流れを止める堤防、人口の入江、そして風車です。
 内陸に入ってしまった海水を海に戻すために、海水を排出する動力として風車が活用されました。風車は海水排出以外にも、小麦を粉にする製粉などの工業用としても使われています。
 今では風車の数が1500基まで減ってしまいましたが、完全になくなるということはないでしょう。今でも排水を続けなくてはならないし、観光用としても役立っています。
 ただ風車小屋の近くに排水のための巨大なスクリュー状の揚水設備が備えられていて、大雨の時にはこちらが使われているとのこと。

特に観光客や写真家に人気の綺麗な風車が集まる場所がキンデルダイクで、世界遺産にも登録されています。




観光後は本日の宿泊地のスキポールへ。







ドイツ・フランクフルトへ




キンデルダイクでの風車群の 観光後は宿泊地のスキポールへ

 夕食はオランダ名物エルテンスープでした。
夕食後、DORINT AMSTERDAM AIRPORT(ドリント エアポート)ホテルへ。









                                     

   PART 4 へと続きます。




PART 1: 成田からドイツ・フランクフルトへ、ルクセンブルク

PART 2:ベルギー・ブルージュ、ブリュッセル、グランビガール城「フロラリアンブリュッセル」
PART 3:ベルギー・アントワープ、オランダ・キンデルダイク、スキポール
PART 4:キューケンホフ公園
PART 5:アムステルダム
PART 6:オッテルロー・クレラーミュラー美術館
PART 7:ドイツ・ケルン、 ライン河クルーズ、成田への帰路
PART 8:食事・食べ物
PART 9:キューケンホフ公園、 グランビガール城以外での植物


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陽光のマルタをめぐる8日間

   まるごとベトナム大縦断6日間   ブルネイ王国   ミャンマー   ルーマニア・ブルガリア
南インド   ラオス   ポーランド大周遊   春色に染まるオランダ・ベルギードイツ
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流砂の道 西域南道とタクラマカン砂漠縦断   ドバイ&アブダビ    プラハとチェコの小さな町チェスキークルムロフ
シルクロード ウルムチ・トルファン   世界遺産登録・小笠原   ウズベキスタン  バルト3国   ギリシャ
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