トルコハイライト 12日間        

2015年11月4日―9日
クラブツーリズム(添乗員・茅原こずえさん)





 









PART 2:エカテリーナ宮殿、血の上の教会










 エカテリーナ宮殿
金箔の装飾や、美術品、そして何よりも「琥珀の間」で有名なエカテリーナ宮殿です が、第二次世界大戦でドイツ軍の侵攻により、かなりの被害にあったそうですが、現在は修復されて戦前の美しい姿を見ることができます。
宮殿に入ると、まずクロークでコートを預け、次に靴にビニールのカバー(床の保護のため)。
女帝エリザヴェータが作らせ、エカテリーナ2世も愛したこの宮殿、女性好みの美しい内装や装飾に圧倒されます。
寄木細工の床と金箔の装飾の壁、美しい天井画。壁には鏡が使われて、さらに広く見せています。
壁にはめ込まれた大きなブルーの陶器のペチカ。宮殿内の部屋という部屋には大きなのペチカが配置されている。見た目も美しい上に実用的。
部屋の左右にある扉は一直線に続いている。全部の部屋の扉を開けると325mの長〜い1本道の廊下に。
女帝たちの肖像画が飾ってある部屋。部屋ごとに装飾が異なり、黄金をふんだんに使い雰囲気も様々。豪華にセットされたダイニング。こんな中で食べる食事はどんな味がするのだろう?
そして、エカテリーナ宮殿といえば「琥珀の間」ですが、何故か琥珀の間は撮影禁止です。
天然の微妙に色や柄が違う琥珀を壁一面に使用し、装飾品も琥珀で作られたとても美しい部屋です。宮殿の中では小さい部屋ですが圧倒されて、とても長時間は居られない感じが。

エカテリーナ宮殿。庭園へ出てみると壁の水色と柱の白、装飾の金色がとても美しい。ちょっと曇り空が残念だけど…
まだ何も植わっていない花壇。花の時期だと綺麗な花が見られそう。










 
 血の上の教会
何ともおどろおどろしい名前であるが、血の上の救世主教会(血の救世主教会、スパース・ナ・クラヴィー教会)は、ロシア、サンクトペテルブルクにあるロシア正教会の聖堂。公式名は、ハリストス復活大聖堂。
一般には血の上の教会(Church on Spilt Blood)の名称でも知られる。この名称はのロシア皇帝アレクサンドル2世暗殺によるもので、教会が建つ場所は、皇帝遭難の地で、文字通り血の上に位置している。
ロシア皇帝アレクサンドル2世は、「解放皇帝」と呼ばれ、農奴解放を初めとする「大改革」を行ったが、次第に人民の反感もつのり「人民の意志」のテロリストの爆弾により、1881年3月13日(ユリウス暦3月1日)暗殺された。
教会はグリボエードフ運河の河畔で、アレクサンドル2世の跡を継いだアレクサンドル3世によって先帝を弔うためにアレクサンドル2世終焉の地に建設された。工事は1883年に着工されたがアレクサンドル3世在位中には完成せず、教会の完成を見たのは次のニコライ2世の治世に入って13年目の1907年である。高さは94m。
アレクサンドル2世の暗殺というロマノフ家にとっての悲劇がきっかけになって建立された建築物であるため、教会の内側の壁と天井は、 『聖書』の中から悲劇的な要素の強いテーマの複雑かつ詳密なモザイクで完全に覆われている。内陣中央の丸天井には、「全能者ハリストス」が描かれ、無数の大天使たちの姿、顔が。また無数のトパーズ、ラピスラズリなどの貴石も用いられていて中に入った人々を圧倒する。

外壁は、レンガ、モザイク画、タイル、大理石によって覆われている。教会には計9つの玉ねぎ型のドームが林立しているが、いずれも外側は明るい色合いによる表現が追求され、金色やエナメルによる塗装が施された。ファザードも教会内部同様、モザイク画が多く用いられ、ヴァスネツォーフがロシアの伝統様式で描いている。











   PART へと続きます。







PART1: 成田からサンクトペテルブルクへ
PART2:エカテリーナ宮殿 血の上の教会
PART3:エルミタージュ美術館 エルミタージュ劇場
PART4: モスクワ 帰路
PART5: 食事



                               

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