10月14日
UAEを構成する7つの首長国の中で最も小さいアジマン首長国とシャルジャ首長国の観光。
アジマンへはドバイからバスで1時間ほど。
最初に訪ねたのはアジマンモスク。
駐車場の広い敷地にポツンと建てられているこのモスクは、まだ新しい感じでモスクと言われなければそれとは分からないような質素な外観。内部への入場は出来なかった。
外観だけを見てアジマン博物館へ。
アジマン博物館は18世紀に宮殿として建てられた砦を整備して博物館として利用している。
ドバイ博物館と同様で外観は砦の様相。
内部には古いスークの街並みや医院などが再現されている。
その後アラビア湾に面したアジマン港を見ながらシャルジャへ。
シャルジャで最初の観光はシャルジャ・フォート。だけど工事中で中には入れなかった。
次いでキング・ファイサル・モスクへ。
このモスクはサウジアラビアの援助で建てられたといわれ、広い広場に面していて高いミナレットを持つ荘厳なたたずまいの大きなモスク。
残念ながらここもモスク内には入れてもらえない。
その後は巨大な寺院のような形状のセントラル・マーケットへ。
道路を挟んで吹き抜け天井の細長い2棟の建物から構成されているが、どちらも似たような物が売られている。
絨毯を買うならここがいいとのことだった。
でも目を引いたのは金製品を扱う店。建物の1階の中央部分は金製品の店で占められていて、真っ黒な民族衣装・アバヤを着た女性が熱心に品定めをしている。
何の飾りもない真っ黒な衣装の下に黄金のアクセサリー?
金は彼女たちにとっては一生の財産なのだという。
ショッピングセンターの天井からはその日の金のレートが表示されていた。
10月15日
UAE滞在最終日。
朝8時にホテルを出てフジャイラの観光へ。
UAEの西海岸、ペルシャ湾に面したドバイから東海岸のアラビア湾へと向かう。
UAEというと砂漠の国というイメージが強いがドバイからフジャイラへと向かう道は岩山の間を抜けて行く。
そんな岩山を見ながらフルーツスタンドで一休みして、岩山の谷間にある小さな街・ビスナを見下ろして写真タイム。
可愛らしい教会と要塞がナツメヤシの林の中に浮かんでいる。
さらにフジャイラ近くのバディヤは紀元前3000年の頃から人々が住んでいたという。ここにUAEで最古のモスクがあった。
小さなモスクの中では一人の信者さんがお祈り中だった。
モスク裏手の岩山に上ると小さな砦のようになっていて、アラビア湾の眺めが素晴らしい。
その後フジャイラフォートへ。
砦へ登り、崩れかかった昔の住居等を見て車は北上して国境の街ディバへ。
ここの北はオマーン。
ビーチリゾートホテルのレストランでバイキングの昼食。
オフシーズンとあってビーチは至って静か。
真夏の日差しの下でビーチパラソルやビーチチェアが寂しそう。
昼食後は西海岸へ出てUAEの北端に位置するラス・アル・ハイマ首長国、ウム・アル・カイン首長国を通ってドバイに戻ってきた。
これでアブダビから始まって7つの首長国すべてを回ったことに。
ドバイに戻る頃には夕陽が。
暮れゆくドバイの象徴の高いビル群を眺めこの旅行最後の食事会場へ。
ディナーは豪華なバイキング。
ドバイ滞在3日目 午後の4時過ぎにホテルより4WD車(トヨタのランクル)に乗り砂漠サファリへと向かう。
ホテルを出て30分ほどで舗装道路から砂漠地帯へとなるが、砂漠に入る手前でタイヤの空気を少し抜いて再出発。
砂漠地帯に入るとレンガ色の砂山を縦横無尽に走り回る。宙返りこそしないもののまさしくジェットコースターのよう。
30分ほど走った後に砂山の上でのティータイム。
小休憩の後は砂山の中を、道もないのにちゃんとバーベキュー会場へと到着。
ラクダに乗ったりバギーに乗ったりとして西の彼方に陽が沈むのを眺めてベリーダンスの会場に入り、夕食の支度が出来るまでの間にはヘナの体験、水タバコ等々を楽しみながらしばしの休憩。
やがて辺りが暗くなる頃にバーベキューが出来、食べているとベリーダンスタイムに。
砂漠の夜を満喫してホテルへと戻る車の中はお休みタイムに。