2014年5月27日ー6月1日












PART 2


日程3日目(フィエーリ)から








 5月29日
朝8時半にホテルを後にしてバスでアドリア海に面したリゾート地サランダへ。
途中の山の中の景色の良い所(ムジナ村)にて写真ストップ。
今日宿泊予定のサランダのホテルに12時丁度に到着。徒歩で海岸に面したレストランに向かい碧いアドリア海と沖合に浮かぶギリシャのコルフ島を眺めながら魚のグリルの昼食。
アドリア海に面したサランダは、気候がよくヨーロッパ各国からの新婚旅行や若者に評判の観光地です。街の中や街から程遠くないところに、クサミル、クロルズ、カコメなどのきれいなビーチがたくさんあります。さらに、サランダ周辺には、多くの古代遺跡があります。特に重要な遺跡が、ブトリンティです。街から18キロメートルのところにあり、ユネスコの世界遺産に登録されています。ここには、アスケラピウス神殿、劇場、列柱回廊、宮殿玄関、洗礼場、古代ベネチアの要塞などの遺跡があります。
昼食を終えてホテルに戻ろうとしたら突然雨が降ってきたので、バスに迎えに来てもらい、考古遺跡と自然が融合する2500年の人類の歴史を見ることができると言われるブトリンティへ。

ブトリンティの観光後サランダに戻り雨のパラつく中を海岸のリゾート地を散策。
その後 ホテルのレストランで名物料理「ミシュ」の夕食。
宿泊地:サランダ泊 











 3日目午後
フィエーリのホテルを出発して風光明媚な山岳地帯をドライブしてアドリア海に面したリゾート地サランダへ。

海沿いのレストランで昼食の後、考古遺跡と自然が融合する2500年の人類の歴史を見ることができると言われるブトリンティへ。
ブトリンティは街から18キロメートル、アルバニアの最南部に位置していて、紀元前6〜5世紀ごろ、古代ギリシャの植民都市として栄え、円形劇場や神殿などが建てられ古代ギリシャ様式の都市が構築された。紀元前2世紀に古代ローマに併合され、円形劇場が拡張され、公共浴場なども建設された。さらに5世紀のビザンツ帝国支配下の時代には、聖堂や洗礼堂などが建てられた。15世紀にオスマン帝国領となり、現在遺構として残されているような都市国家が形成された。1997年に世界遺産に登録された。
洗礼堂の床には現在でも見事な美しいモザイク画が残されている(通常はシートで覆われ上には砂が敷き詰められていて、シートをめくるとその一部が見られる)。
ブトリンティの観光後サランダに戻り雨のパラつく中を海岸のリゾート地を散策。

その後 ホテルのレストランで名物料理「ミシュ」の夕食。
宿泊地:サランダ泊 











5月30日
サランダのホテルを8時30分に出発して石葺き屋根が連なる、世界遺産登録の「銀色の街」ジロカストラを経由して首都のティラナに戻ります。

サランダからは北東方向へ約55km、人口約4万5000人のジロカストラは谷の斜面に築かれた町です。
15世紀から約500年もの間、オスマン帝国の支配下にあったアルバニアは、トルコとヨーロッパを結ぶ重要な交易地として繁栄しました。ジロカストラは商業や産業の中心都市で、この時代に作られた見事な石畳の坂道の両側に、壁も屋根も全て石で造られた家々が連なっています。石葺き屋根が連なる様子から「銀色の街」とも「石の街」とも呼ばれています。旧市街の独特の街並みはオスマン帝国時代の希少な文化遺産として、2005年ユネスコの世界遺産に登録されました。
この石造りの市街地の上、市街地や峡谷を見下ろす戦略的な場所にジロカストラ城があります。
5つの塔と時計塔、教会、泉、馬小屋などの多くの施設が街中は坂道ばかりなのにここだけはほぼ平らに均された、かなり広い敷地に造られていて時計塔からは谷間に広がる市街地が眺められ戦略上も好位置にあることがわかります。
「広い山」の東山腹に位置し、4世紀に建設された城砦が最初となり、現在ではアルバニアで最も大きな城となっています。今ではこの城の中は、第二次世界大戦までのあらゆる時代の兵器が展示されている兵器博物館になっています。
薄暗い中に置かれた実際に使われていた重火器や小型の戦車は不気味な存在です。博物館以外の場所では見られない日が来て欲しい!とは誰もが思っているはずなのに、世界中で争いが絶えません。
また、ジロカストラは共産主義時代の指導者エンベル・ホッジャの生誕地でもあります。

旧市街地を散策した後、バス停留所近くのホテルのレストランで郷土料理「チフチ」 の昼食。
食後バスは一路ティラナへ。














  4日目午後

朝サランダのホテルを後にして、石葺き屋根が連なる「銀色の街」[世界遺産]ジロカストラでの観光と昼食を摂り首都のティラナに戻ります。サランダからティラナまでは約300km。道路は良く整備されていて交通量が少なく快適なドライブが楽しめます。

ティラナに到着する直前に雨が降りティラナの手前の街は道路に大きな水溜まりが出来ていました。
ティラナのホテルは最初に宿泊したホテルと同じSTELA。
このホテルの本業はビール工場。従ってホテルのレストランは夕食時にはビアホールに。今日の夕食はこのビアホールで出来立てのビールを飲み最後の晩餐です。「お疲れ様」でした。

宿泊地:ティラナ














  5月31日

初日の宿泊時には気付かなかったけれど、ホテルの廊下に有名な絵画の白黒のコピーが。
単なるコピー作品とは違って新鮮な感じがする。

朝6時にレストランを開けてもらい朝食。
6時40分にホテルを出てバスで空港に向かう。
9時10分出発のTK1074便にて1時間45分のフライトで乗り継ぎ地のイスタンブールへ。
機内で朝食(今日2回目の朝食)が出て、+1時間の時差があって11時50分にイスタンブール国際空港に到着。
成田へのTK50便の出発予定は17時10分。何と、5時間もある!!
余りお腹は空いていないけどカフェテリアでコーヒーとサンドイッチを食べてあとは同行の人達とおしゃべりと居眠り。
さらにTK50便の出発は1時間ほど遅れてイスタンブールを発って一路成田へ。
帰路の機内食の方が往路のよりも美味しかったように感じた。
韓国上空を通過した頃ににオムレツとヨーグルトの朝食が出て6月1日午前11時過ぎに成田空港に無事到着。







この旅行を終わって。
再び訪れるか分からないのが海外旅行。特にアルバニアへのツアーは殆んど無いですよね?
折角ここまで来たのだからもっとアルバニアという国が理解出来るような博物館や劇場なども予定に入れて欲しかった。
ベラート城にも行ってみたかった。
それとヨーロッパのホテルにはバスタブの無いところも多いのは判るけれど、今回の旅行で利用したホテルにはいずれもシャワーだけしか無かった。しかもお湯ではなくぬるま湯がポトポトという具合にしか出ないホテルが大半だった。
せめて1泊だけでもいいからバスタブにゆっくりと浸りたかった。
もし「この旅行を人に勧めるますか?」と聞かれたら「はい!」とは答えられない。
気候も穏やかで、風光明媚。観光資源にも恵まれたアルバニア・・・ほんのちょっと手を加えたら素晴らしい旅行になりそうな気がする。













                                     
  PART 1 へと戻る












 ヨーロッパ最後の秘境 アルバニア6日間




のページへ

食事のページへ

人と動物のページへ




_△_




陽光のマルタをめぐる8日間

   まるごとベトナム大縦断6日間   ブルネイ王国   ミャンマー   ルーマニア・ブルガリア
南インド   ラオス   ポーランド大周遊   春色に染まるオランダ・ベルギードイツ
   芸術薫る美しきロシア   トルコ   フランススペシャル ヨーロッパ最後の秘境・アルバニア
流砂の道 西域南道とタクラマカン砂漠縦断   ドバイ&アブダビ    プラハとチェコの小さな町チェスキークルムロフ
シルクロード ウルムチ・トルファン   世界遺産登録・小笠原   ウズベキスタン  バルト3国   ギリシャ
中国 東北部 カムチャッカ
 イギリス浪漫紀行 ポルトガル   桂林・漓江下りと龍勝棚田  
クロアチア・スロベニア・ボスニア・モンテネグロ   2回目のエジプト・アブシンベル朝日の奇跡
  メープル街道 秋彩   チュニジア   ベネズエラ、コロンビア   イスラエル スペイン  
ドロミテ・チロル・ベルニナ感動紀行   モロッコハイライト  
ヴィクトリアの滝と南アフリカ
ボロブドゥール遺跡とバリ島   最後の秘境 世界遺産 武陵源
  ペラヘラ祭とスリランカ  ヨルダン・シリア・レバノン
南米・イグアスの滝と悠久のアンデス・メキシコ カナダ イタリア キリマンジャロ登山  黄山 

エベレストを仰ぐ、ヒマラヤトレッキング  エジプト  九寨溝  スイス  ニュージーランド  アンコールワット

My Home