ポルトガル 8日間
(阪急 トラピックス)に参加して

2009年12月8日〜15日


PART 2 日程5日目〜8日目まで







12月12日(土)
ホテルの出発が9時半とゆっくりだったので外が明るくなるのを待って海岸沿いを大西洋からの風を感じながらジョギング。
30分ほど走ってホテルに戻ってすぐにシャワーを浴び朝食。
食後は近くの市場に出掛けてみた。
新鮮な野菜や果物類を扱う店が多いが、パン、花、魚、肉類のお店も。
昨日の朝に見たポルトの市場よりも活気があった。
9時30分ホテルをチェックアウトして急な坂道を登って100mの断崖の上に広がる、ナザレの上部のシティオ地区へ。
崖下に広がる長い海岸線と海沿いの昨日のホテルのあるブライア地区、南東部のペデルネイラ地区等の眺め、さらに展望台の眼下に広がる大西洋の雄大な眺望を楽しんだ後、ノッサセニョーラダナザレ教会、メモリアル礼拝堂を見てバスはナザレを離れてカルダスダライーニャへ。






 果物の陶器造りで名前の通ったカルダスダライーニャの到着は10時30分。
なんとここには温泉もあって温泉を利用した病院もある。
11時40分まで朝市を見学しがてら買い物をしてオビドスへ。
オビドスは城壁に囲まれた白壁の美しい街。
チュニジアにも同じような白い壁の街があったけれど、周囲の城壁上に上って白い壁とオレンジ色の屋根を見下ろしながら一回りして見た。
いくつかの教会にも入りここでの特産品のチェリーで造ったワインみたいなお酒を味わって昼食のコロッケを食べて、14時40分にオビドスを後にしてロカ岬へ。



 ユーラシア大陸最西端のロカ岬の到着は16時15分。
岬の先端に「ここに地果て、海始まる・・・」と刻まれたプレートがはめ込まれた石碑が建てられている。
大西洋に沈む夕陽を待ったが残念ながら雲が多く17時にロカ岬を後にして首都のリスボンに戻ってきた。
18時にリスボン中心部に着いて、フランゴアサード(チキンロースト)のレストランへ。



 
  12月13日(日)
朝8時30分にホテルを出て首都リスボンの市内観光へ。
まず最初に訪ねたのはテージョ河沿いのベレンの塔。
駐車場でバスを降りてすぐ目の前には、リンドバーグの飛行機のレプリカの展示が。
ぐるりと機体を一周してベレンの塔まで気持ちのいい河からの風を受けながら歩く。
このあたりのテージョ河はもう河口部で、見た感じではほとんど海。
朝早すぎてベレンの塔には入場できなかった。
一旦バスの戻ってすぐ近くの発見のモニュメントへ。
高さが52メートルのコンクリート製で近くで見るとかなり大きい。
その両側には河を向いて、エンリケ航海王子、バスコダガマ、フランシスコザビエル、マゼラン等30人ほどの大航海時代に活躍したポルトガルの著名人の像で飾られている。
その後ジェロニモス修道院へ。
このジェロニモス修道院と発見のモニュメント、ベレンの塔はいずれも世界遺産に登録されている。
マヌエル様式の最高傑作ともいわれる大きな修道院で、1時間ほどかけてじっくりと見学。
修道院を出てすぐ近くの「パスティス・デ・ベレン」というお店で名物のエッグタルトを食べてバスに戻ってリスボンの市内へと戻ったが、生憎と市内の中央部でリスボンマラソンが開催されていて、車の乗り入れが規制されていて、お店も閉まっていて(日曜日は閉店するのが当たり前!)人影もまばらで車窓の景色はちょっと寂しかった。
市内の中心部で中華料理の昼食。周囲のお店はほとんどが閉まっているのにこのレストランだけは開いていた。







 午後は自由行動だったので、列車を使ってシントラへ行くことに。
シントラ行きの電車の出発駅はロシオ駅。ロシオ駅は大きなビルディングでちょっとわかりずらい。
シントラまでは50分ほどで到着。駅前からベナ宮殿行きのバスに乗ってうっそうとした森の中の坂道を20分ほどで終点のベナ宮殿の入り口に到着。ここからベナ宮殿まではさらに急坂を歩いて15分ほど(バスもあったけど森林浴)。
このベナ宮殿は外観はいろいろな様式、違った色遣いの建物が寄せ集められた感じでなんとも不思議な宮殿だ。
残念ながら内部はすべて撮影禁止となっていました。
予想以上に大きな宮殿だったのでかなりの時間を費やしてしまい大急ぎでシントラ宮殿へのバスに乗る。
バスがシントラ宮殿に着いたのは閉門30分前。
観光客の姿もまばらになった宮殿に入り、白鳥の間、鵲の間、アラビアの間と順路に従って無事に時間内に見学を終えられた。
このシントラ宮殿の本当の名前はシントラ国立宮殿というらしい?
次のバスまで時間があったので徒歩で駅に向かったら途中にライトで飾られている場所があった。それがムーア人の泉だった。写真に収めて再びシントラ駅に向かい予定していたのより30分遅れでリスボン行きの電車に乗り込み、終着のロシオ駅でさらに地下鉄に乗り換えて夕食会場となっているボンバル侯爵広場内のレストランにたどり着いた。
大きなクリスマスツリーを見る人の車で大渋滞していた。地下鉄を使ったのは正解だった。




 12月14日(月)―15日(火)
朝5時にホテルのフロントでボックスの朝食を受け取りバスに乗り空港へ。
15分ほどで空港に着いたがチェックインカウンターはまだ開いていなかった。
20分ほども待たされてやっとチェックイン。出国手続きを済ませて朝食をとり搭乗ゲートへ。
7時少し過ぎにリスボンを離陸して、朝焼けの雲海を眺めながら帰路の乗り継ぎ地のフランクフルトへ。
機内食が出たが寝ている人の方が多かった。
3時間弱のフライトでフランクフルトへ到着。
フランクフルト発13時35分のLH-710便で成田空港への到着は15日の午前8時35分。
ユーラシア大陸の西の端、ポルトガルは遠かった。でも大航海時代には帆船でアフリカ大陸をぐるっと回って日本まで来ていたなんて信じられない気がする。
 







ポルトガル 8日間 PART 1 (日程1日目〜4日目まで)
ポルトガル旅行で出会った人・動物

ポルトガル旅行で出会った食べ物

ポルトガル旅行で出会った花

ポルトガル旅行で出会った乗り物







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陽光のマルタをめぐる8日間

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